Darklands は傑出した RPG だった。15世紀の神聖ローマ帝国を舞台にし、歴史的に正確な地図を使い、当時の人々が信じていた通りの魔法やモンスターが登場してた。ストーリードリブンではなく、噂から情報を集めてやりたいクエストに挑むというスタイルだった。クエストをこなせば評判が上がり、ズルいことをすれば評判が下がり、その評判がその後まで響くので悩みどころだった。要するに、ご都合主義の設定とストーリーに溢れたD&D的ファンタジーとは一線を画すゲームだったのだ。続編が作られなかったのは本当に残念だった。
それから Larn がある。UNIX上で Rogue 拡張版として作られたゲームだが、こちらはゲームとして良く出来ている。特に税金の顛末が楽しい。Larn の本当の面白さがわかるのは、一度クリアしてからだ。個人的には Rogue や NetHack よりも Larn の方が好きだ。もちろん Rogue や NetHack を認めていないというわけではないが。
私はストーリードリブンなゲームが大嫌いなので、コンソール機用のRPGの大半は私の目に適わない。特に日本だとストーリードリブンなゲームばかり人気があるという現状は内心苦々しく思ってる。しかしそういうゲームばかりがRPGでは無いのだ。ストーリー性などと言う箸にも棒にもかからないものばかり追い求めている人は多いが、そういう人が知らない/知ろうとしないだけで、出来の良いゲームはたくさんあるのだ。

