小さなころなんかはしょっちゅう殴られてたような覚えがあるなー。
もちろん私に非があるときにしか叱らないしとにかくスジが通ってないことが大嫌いだから、スジが通ってないことをしたりいいわけしたりしたときなんかはいつもひどく叱られたもんだよ。
もちろん楽しい思い出だっていっぱいある。
まず、物心ついたときからよく母親と一緒にドライブに連れて行ってもらってたね。父親が私のことを「2歳児の頃から車のナンバープレートを見て音読して興奮していた子供だったよ」と言っていたけど、ドライブに連れて行ってもらったおかげで好奇心旺盛な私の心に火がついたんだね。それ以来文字そのものに興味をもちはじめて道路交通標識に反応する子供に育っていってしまい、それがフォントへの興味につながって今はデザイナーになってしまったのはやっぱりその2歳の頃のドライブが発端だったんじゃないかと今でも思うよ。
少し大きくなってくると、週末は弟と私と父親の三人でサイクリングしたりプールに連れて行ってもらってたね。
幼稚園の頃からそんな感じだったから泳げるようになるのも自転車こげるようになったのも他の子よりずいぶん早かった方だったんじゃないかな。
父親は私から見て立派な人とは思うけれど、性格的にはとても不器用で、決して感情表現もうまくない。だから子供の私には怖い人に思うことも多かったんだ。
それからね、ウチの父親ってさ、娘がかわいいってのわかるけどさ、おつきあいする男性のことをとりあえずケチつけるのよね。どんなにイイ人でもかならず悪く言うんだから、もう。わかるんだけどさー。ケチつけられるって思うと紹介しにくいんだから。まぁ、もう挨拶みたいなもんだと思ってるからいいけど。
そんな父親の優しさがわかってきたのはずいぶん大きくなってきてからだな・・・。
父親からもらった優しさについて真面目に書いたらたぶん20000字ではおさまらないだろうね。

